足の爪の見立て・足の爪ケア

あしよし お客様

足の爪の見立て

こちらのお客さまについて秋田でフットケアアドバイザーをされているルクス円香さんにこの方のケアについて、伺いました。

ケア方法

ケアとしては、難易度が高い症例です。

このタイプの爪(甘皮がなく、爪が肥大、地面からの力をつかめていない)は、爪の本来の役目をなしていないため硬くなった爪は周囲の柔らかい皮膚を刺激し続け炎症や化膿を引き起こしやすい状態。母趾だけではなく第二趾の爪も心配です。

施術ポイント

可能であればやはり足浴から行うことをおすすめします。

爪を柔らかくしたのちに、丁寧にゾンデで爪まわりを掃除し、どこまでカットすることができるのか慎重に観察が必要です。目視以上に剥離部分が大きいと予測されます。

ゾンデで爪まわり、爪と皮膚の間を綺麗に掃除したのちに、具体的どの部分に痛みがあるかをしっかり再度カウンセリングをすることをおすすめします。

タオルで皮膚周りの水分を拭き取って乾燥させた状態にしてから、テーピングを使用し両脇の皮膚を引っ張って爪脇をきちんと皮膚と離した状態にした上で、ニッパーを縦に入れて爪を縦に切ります。(絶対に無理はしないこと、難易度は高いです)

その後グラインダーを丁寧に使用しニッパーでカットした爪の断面をなめらかにします。

これで皮膚の赤みは自然と軽減するでしょう。

その他アドバイス

定期的なフットケアを勧めたいケースです。この爪はご自身やご家族で切ることは出血のリスクが高い状態です。

また、足全体が乾燥・硬直しがち・冷えやすくなっているため、フットケア後はクリームを使ってゆっくりゆっくり足をさすって保湿してあげましょう。

その時に心が安心する会話をして場を和ませてあげることや、フットケアは治療でもなんでもなく、痛いものでもなく、なんとなく気持ちいいもので楽しい時間なのだということを印象づけて終われるような言葉かけが大切になります。

あしよし
あしよし

このアドバイスを頂いたのは、ルクス円香さんです。

秋田県秋田市で長年フットケアサロンでお仕事をされた後、現在はフットケアコンサルトをされています。「小さい」「地域に愛される」「勝手にお客様が集まる」フットケアサロンにするためのノウハウを発信されています。

私もご相談させていただいております。

Instagram:footcare.akita_ 

ameblo.jp/foot-madoka

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