足の爪が食い込んで痛い

あしよし お客様

リハビリを頑張るお客様

足の爪の食い込み

サービス付き高齢者施設に訪問。毎月、ご予約いただいているお客様。

訪問診療の先生に爪の食い込んだところを短く切ってもらっていましたが
切ったところの爪の端が爪の縁の皮膚に食い込み、慢性的に痛みがあります。

靴は履かず、スリッパなの

痛くて靴が履けず、スリッパで過ごしている状態。
最近は、部屋の中と食堂までの往復しか、歩くことがなくスリッパで過ごしていました。

訪問して、足の状態を確認しました。右の足のおやゆびは、触っただけでも痛い状態。
食い込んでいる爪は短くて切れません。

爪が食い込んだところ

爪が食い込んでいるところの周りの皮膚の部分が硬く、それもまた痛みの原因です。

爪の溝を少しずつお掃除をして、爪に食い込んでいる皮膚の部分の角質を削り、保湿ケアをしました。爪の角が見えず、そーっと、ゾンデ(細長い爪用の道具)で痛みを確認しながら、爪の角を
探します。

爪の食い込みの痛みを和らげるために

爪の角を探りながら、薄い足のケア用の不織布(薄いガーゼのようなもの)を小さく二等変三角形に切って、平らなゾンデで爪の角と皮膚の間に入れ込みました。

終了時には痛みはなかったですが、往診の先生に診てもらうように伝えて、対応。

自分で治す足の爪

自分でできることとしては、爪に食い込む皮膚の部分の保湿をすることをお勧めしました。

爪に硬い皮膚が食い込むと痛みがあるので、なんとか爪の角が伸びるまで抗生剤も
つけながら、伸ばしましょう

足の爪切り 訪問します

この方の場合は、「陥入爪」が化膿している可能性がありました。

爪のケアをしても痛みが残りますが、少しでも食い込みがないように応急処置をしています。

陥入爪ケアは、化膿していない時なら矯正もできますが、高齢者の場合はご希望通りにいかない場合もあります。まずは、爪を切りすぎず、爪の角が見える状態にして、爪の角を削っていきます。

定期的なケアが必要ですね。また、来月、伺います。

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