目が見えにくくて爪がきれない

あしよし お客様

糖尿病歴40年の叔母

80代の叔母は、糖尿病があり足の血流が悪く常に足が浮腫んでいる状態。

糖尿病と言われてから、もう40年。

叔母の娘(私のいとこ)さんより「爪を切ってあげてほしい」という

足のケアの依頼がありました。

爪の状態

叔母の爪は白くて硬く、爪の端が食い込んでいる状態です。

爪は硬くてガタガタしており、爪の端が肉に食い込んでいます。

叔母は以前大腿骨を骨折した経験もあり、筋力の低下により歩行が少し

不安定です。

叔母は自分のことは自分でやるタイプで、視力が低下していますが、自分で爪を切っていました。

足の状態の確認

私はいつも足のケアを行う際に以下の3つを確認します。

①血流の確認

②神経障害の確認

③足のトラブルの確認(爪、タコ、傷、水虫など)

叔母の両足はむくみがあり、足の甲の動脈が触れません。

通常、足の甲を触ると動脈の鼓動が感じられるのですが、叔母の場合は血流が悪く、動脈硬化が進み動脈は触れません。

ただし、血流が悪いと予想されても、冷感はなく、皮膚の色も悪くありませんでした。

感覚については、痺れはなし。親指の爪の端が食い込んで痛みはありましたが、我慢できる状況。(実際はかなり食い込んでいたので、痛いはず)

爪は白くて硬く、厚い状態です。

足のケアの手順

以下に足のケアの手順を示します。

ステップ1

爪を切ったり削ったりするため、敷物、照明、拡大鏡、足台などを準備します。

ケアは約30〜45分ほどかかるため、辛くない姿勢で座ってもらいます。

ステップ2

足の消毒を行います。

足用のスキンケア用品(スキンフローラプロなど)をコットンに染み込ませて足を拭きます。

爪の周囲や爪と皮膚の間を清潔に保ち、爪を薄くします。

爪用のグラインダー(爪を削る機械)を使用して爪を薄く削ります。

この作業中は、爪が皮膚に触れても痛みはありません。

爪を薄くした後は、ニッパー(足用の爪切り)で爪を切ります。

切った後はやすりで断面を整えます。

ステップ3

足を保護するために、保湿ケアを行います。

足のケアには保湿剤やクリームを使用し、しっかりと塗布します。

最後に、叔母自身が触れる範囲で、気になる部分を整えます。

次回の足のケア予約

叔母は血糖値のコントロールが時には良く、時には悪くなることがありますが、自分でインスリン注射や血糖測定を継続しながら、元気に過ごしています。

以前に大腿骨を骨折した経験もありますが、杖やシルバーカーを使って一人で歩くことができています。

叔母には認知症もなく、料理も自分で作っています。

叔母は娘さんと孫娘さんと一緒に住んでおり、家族に迷惑をかけないように自分のことは自分でやろうと頑張っています。

叔母がいつまでも元気で過ごせるように、また次回の足の爪のケアでお会いしましょう。

あしよし
あしよし

糖尿病がある方は危険な爪切りによって足に傷をつくってしまう可能性があります。

本来は、病院のフットケア外来で医師の指示のもとでケアをする必要があり、民間で自費サービスで行うにはリスクが高いお客さまです。

しかし、フットケア外来や爪のケアをしてくれるところに辿り着けず、自分で危険なケアをしたことで、不幸にして足の切断になってしまった患者さんも知っています。

重症な糖尿病患者さんは自費のケアで行うことはできませんが、叔母の了承と娘さんからの理解があって無理はせず、食い込んだ爪をケアさせていただきました。

足を大切に、してほしいと思います。

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