サービス付き高齢者住宅のお客様
長年の巻き爪
「あのね、あなた、巻き爪を剥がしたりしないの?」
「爪が切れなくなって伸びちゃったの」
80代の女性のお客さまからご予約の依頼がありました。
電話でお話し
私は昼間はクリニックで働いているため平日の昼間の時間は「訪問足ケアサービス あしよし」への電話が
は留守番電話の対応となります。
着信があったので、かけ直して、お話ししたところ、巻き爪をきってほしい、というご依頼をなやんでいました。
「どうしようかと思って」
「色々考えて、だけど、あなたのところは留守番電話だったから。看護師さんに聞いたの」
「皮膚科でもやってくれるっていうから」
「あなたはどんなことをするの?」
と電話で30分ほどお話しして、私のケア内容もご説明し、関心は持ってもらいましたが、痛みがあるようなので、皮膚科をおすすめしました。
早朝のお電話
翌日、6時30分ころ
「やっぱりあなたに切って欲しいの。昨日までは痛くなかったのに今日痛いの」
というご依頼。
その日は同じ高齢者住宅へ訪問する予定があったので、
「今日行きますよ」と伝えました
「ほんと、きてくれるの!ありがとう」
とのお返じ
初めての訪問
初回で、予定外の予約でしたので、1時間でできるケアを行いました
かなり爪は巻いていましたが、右足は自分で切ってしまった後でした。
左は伸びており、爪の角が食い込んで痛みがありました。
初めてのお客様は、痛みの程度や足の状態をゾンデ(足ケア用の道具)で爪の周りを触りながら、どうしたら痛みがなくなるかを考え、切ったり、削ったり、していきます。
結果、待ている爪の周囲の皮膚をグラインダー(足ケア用の器具)で掃除して
爪の角を見て、尖った爪の角をやすりで削り、薄いガーゼのようなタンポナーデ コポリーネを小さく切って挟み込み、抗菌作用のあるジャルを塗って終了
テーピングをしましたが、入浴していいか、と不安が強くなってしまったので
テーピングはしませんでした。
「ただ 爪をきるだけだと思っていたけど、大変なのね・でも痛くなくなったわ・
ありがとうね」
次回は2週間後にご予約しました
今度は他の指もしましょうね
コメント