高齢者施設入所中 90代女性のお客さま
おやゆびの爪があたる
90歳代のHさん
サービス付き高齢者住宅に住んでおり、いつも爪にこまると電話をくれます。
巻き爪が強く、爪の周りの皮膚はかたい状態の方です。
「右のおやゆびがね、痛いの。来てくれる?」
「わかりました。行きますね」
訪問すると、元気そうな笑顔でした。
「いつもすぐに電話しちゃってごめんなさいね」
入浴日だったため、足は暖かく柔らかい皮膚でした。
爪の見立て
爪の見立て
・若い頃にハイヒールを履いていた足
右足
・第1趾、3趾、4趾 巻き爪。
・第2趾は肥厚爪 水虫の薬を塗っている
左足
・第3趾 4趾 巻き爪
・痛みはなく、伸びている
目が悪く、足にては届きますが、爪は切れません
ケア内容
ケア内容
- 爪周囲、お掃除
- 巻き爪が痛くないところまで切る
- グラインダーで爪の表面を削り、薄くする。
- 爪の長さを整える
- ヤスリで整える
- フットクリームマッサージ
利用者
いつも電話でご依頼をいただくHさん
少しでも気になることがあると、すぐに解決したくなる性格の方です。
普段は、足が弱くなっており、部屋の中を歩く程度ですが、スリッパを履く時に痛い、靴下にひっかかる、とおやゆびの爪のケアの希望がありました。
45分程度でケアは終了。帰りに
「りんご、食べる?」とりんごを1個くれました。
最近は皮をむいて食べることがおっくうになったとのこと。
少しでも元気になるよう、足のケアのときはお話をたくさんしました。
また、行きますね。
コメント