有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅
定期訪問が決まるまで
「あしよし」を始めた頃、自宅近くのサービス付き有料老人ホームや高齢者施設にチラシを配り、定期訪問先を探していました。
施設の中には大手の訪問フットケアをしている企業に足の爪切りを依頼できる体制があり、チラシを配っても、訪問の契約はとれませんでした。
そこで、近所のサービス付き有料老人ホームでパートで週1回、夜勤の仕事を始めました。
夜勤の利用者さまの介助をしていると、靴下を脱いだり、履いたりするときや、靴を履く時に、足の爪が変形していたり
伸びている方がたくさんいました。
事務長さんに「私、休みの日に訪問の足のつめきりの仕事をしてもいいですか？」とお願いしたところ、快諾していただきました。
訪問した時の準備
申込書、同意書、報告書を作成し、はがきサイズのポスターを写真立てにいれて、準備をしました。
はじめは、事務長さんが利用者さまに声をかけてくれ、3人の希望が入りました。
その後、毎月のケアを希望される方もできて、毎月の訪問のご依頼を頂きました。
利用者さまの声
利用者
足の爪なんて切ってもらったことはなかったよ
こういう仕事があるんだね
利用者
爪の形、変でしょ。
こんな爪の人いないでしょ。できる？
利用者
自分ではきれないんだよ。頼んでも切ってくれないし
利用者
いつもは娘にやってもらったんだけど、やってもらえるなら、毎月、やってもらいたいわ
利用者
一人45分〜60分かかりましたが、足浴、つめきり、保湿ケアを行いました。
料金は施設様が立て替え、利用者さまに毎月の施設利用料に加えて引き落としをしてくれます。
面会にあまり来ないご家族様もいるので、足の爪を見ないご家族もいると思います。
足のケア報告書も添えて、郵送していただいております。今後も毎月、訪問いたします
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