こんにちは、訪問フットケア「あしよし」です。
9月⚪︎日、F市にお住まいの80代の男性のお宅へ伺いました。糖尿病の治療を続けている方です。
「糖尿病があるので、爪は切れませんと言われた」
足の爪のご相談で、この言葉を聞くことは少なくありません。
今日はその方の、1年間のお話です。
はじめて伺ったのは、去年の夏でした
初回は昨年の7月。爪は厚く伸び、両足の親指は爪が巻いて、先が指の肉に当たり始めていました。
ご本人は「そんなに痛くない」とおっしゃっていました。ですが、この形のまま伸びれば、いつ皮膚を傷つけてもおかしくありません。糖尿病のある足では、その小さな傷が治りにくくなることがあります。


いちばん最初にするのは、切ることではありません
糖尿病の方の足で、あしよしが爪より先に確認するのは、足そのものです。
- 血糖のコントロールの状況(主治医の治療を受けているか)
- 足の血流、冷たさ、皮膚の色
- 傷や赤み、腫れ、乾燥がないか
- しびれや感覚の鈍さがないか
この方は治療を続けていて、コントロールは良好。足の状態も落ち着いていました。だから「今日は切れる」と判断しました。
糖尿病だから切らない、のではありません。糖尿病だから、見てから切るのです。
逆に、状態によっては「今日は切らないほうがいい」とお伝えすることもあります。判断ごとお引き受けするのが、あしよしの仕事だと思っています。
まず、形を整えるところから
初回からしばらくは、巻いた爪の形を整えるためにGF補強正法®️を使っを行いました。
GF補強正法®️は、ガラス繊維の薄い網状のシートをグルーで爪の表面に「面」で貼り、爪の形を整えていく方法です。
金具やプレートと違って違和感が少なく、貼ったまま普段どおりに過ごしていただけます。その場で痛みが楽になることが多く、高齢の方やスポーツをされる方、糖尿病などで足に気をつけたい方にも使いやすい方法です。(開発元:爪専門院ナーゲル)

そして今回。したのは「食い込みのカット」だけでした
そして今回。したのは「食い込みのカット」だけでした。形が落ち着いてからは、新しい矯正はしていません。今回したのは、伸びて指に当たり始めていた爪の両端を、皮膚を傷つけないように少しずつ削って、当たらない形に整えること。それだけです。
時間にして45分ほど。特別なことはしていません。でもこれで、次の2か月を痛みなく過ごしていただけます。
巻き爪は「治して終わり」ではなく、「保つもの」
爪は伸びます。放っておけば、また元の巻いた形に戻ろうとします。
この方には、2か月に1回のペースで伺っています。昨年の夏から数えて、もう【9】回目。
毎回、少し伸びた分を整えて、当たり始めたところを落とす。その繰り返しで、痛みのない状態が保てています。
「一度きれいにしたら終わり」ではなく、「痛くない状態を続けていく」。それが巻き爪とのつき合い方だと考えています。
継続することで、お客様からの会話も多くなっていきます。
その時間も大切にしています。
こんな方は、自分で切らずにご相談ください
- 糖尿病があり、爪切りを断られたことがある
- 爪が厚くて、市販の爪切りが入らない
- 爪の角が指に食い込んで痛い、赤くなっている
- ご家族の爪を切ってあげたいけれど、深爪させそうで怖い
とくに糖尿病のある方は、ご自分やご家族が無理に切ろうとして皮膚を傷つけると、治りにくくなることがあります。「これは切っていいのかな」と迷ったときは、切る前にご相談ください。
ご家族からのご依頼も歓迎です。「親の爪が気になるけれど、本人が嫌がりそう…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

対応エリア:ふじみ野市・川越市
対応エリアはふじみ野市 川越市としていますが、お近くに「足の爪切り」をしてもらえるところがない場合は、ご相談ください。エリア外は、追加1000円いただいておりますが、対応可能としております。
現在、予約が取りにくい状況ではありますが、一番困っている状態の1回は、できるだけ早めに出張させていただきます
足の爪が自分では切れない方からのご連絡をお待ちしています



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